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嵩山少林寺 : ミニ英和和英辞書
嵩山少林寺[すうざん しょうりんじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かさ]
 【名詞】 1. bulk 2. volume 3. quantity
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
少林 : [しょうりん]
 (n) Shaolin (in China)
: [はやし]
 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 

嵩山少林寺 : ウィキペディア日本語版
嵩山少林寺[すうざん しょうりんじ]

嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ)は、中国河南省鄭州市登封にある中岳嵩山の中の少室山の北麓にある寺院である。インドから中国に渡来した達磨によるの発祥の地と伝えられ、中国禅の名刹である。また少林武術の中心地としても世界的に有名。なお、しばしば誤解されるが、少林寺拳法日本で創始されたものであり、現在の嵩山少林寺の武術とは別物である。
伽藍は壮麗な七堂伽藍であり、北西には初祖庵、南西には二祖庵があり、五乳峰中には達磨洞がある。
2010年「天地の中央」にある登封の史跡群のひとつとして世界遺産に登録された。
2013年当寺院周辺に、少林拳とサッカーを融合(少林サッカー)させて教えるサッカースクールを2017年までに建設する計画があることが関係者から発表された。
== 歴史 ==


前身は北周代に洛陽城内に宣帝が創建した陟岵寺。文帝代に、勅によって寺名を少林寺と改める。
魏書』巻114「釈老志」によれば、その創建は、496年太和20年)で、孝文帝が西域沙門の仏陀禅師(釈老志では跋陀、仏陀は『続高僧伝』巻16の表記による)の住寺として、少室山陰に建立したとされる。
その後禅宗では、代の『伝法宝紀』の時代になって初めて、菩提達磨がこの寺で面壁九年に及び、慧可が師の面前で断臂した寺であると伝承されるに至り、『宝林伝』以後の燈史が、それを踏襲する。
唐朝の創業期には、洛陽を本拠とした王世充の鄭国政権を見限り、唐の李世民(後の太宗)軍に対して自坊の僧兵たちを援軍として出すことで助力し、鄭の征討に貢献した。寺内には、「皇唐嵩岳少林寺碑」、「唐太宗御書碑」が残る。
1928年に、軍閥混戦の最中に隋末以降最大の大火があり、天王殿、大雄殿、法堂、鐘楼、鼓楼、客堂、庫房、香積厨、東西禅堂、緊那羅殿、六祖堂、閻王殿、龍王殿などの寺の主要建造物が燃えてしまった。また、寺に収蔵されていた明代の銅版経典、「少林寺志」の木版、魏代に作られた仏像や碑、および達磨面壁影石と仏堂に陳列されていた儀杖も全部焼失した。最近、天王殿、緊那羅殿、東西禅堂と僧院は復元された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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